放射線防護

放射線防護の基本(公衆の被ばく管理)

公衆の被ばく線量限度は医療機関も遵守する

一般公衆については乳幼児から高齢者まですべての住民が安全であることを目標に設定されており、線量限度は年間1ミリシーベルト以下です。これは、原発だけでなく、医療機関や研究所などの全放射線施設に適用されています。
施設の敷地境界(ビルやマンションなどの診療所などでは隣接する部屋)に24時間住民が居留している状況と仮定します。わが国の場合、年間2.0ミリシーベルトの自然放射線からの被ばくに1.0ミリシーベルトを上乗せした範囲となります。