放射線領域で特別に用いる単位がわかりません。
ベクレル(Bq)、グレイ(Gy)、シーベルト(SV)の3つの単位が使われます。
ベクレルは放射性物質が自然に崩壊(壊変)するとき、1秒間に崩壊する原子核の個数を(放射能)を表します。
医療では核医学検査薬のように刻々と放射能量が変わる医薬品の投与量の単位として用いています。
グレイは放射線が人や物質に吸収されたエネルギー量(吸収線量)を表す単位です。
放射線治療や放射線検査で実施に患者が受ける放射線量評価に用います。
シーベルトは、放射線防護や法規制のための実用量として実効線量などに用いる単位です。
(実効線量とは生体の被ばくによる生物学的影響のリスクの大きさを考慮した量です)