実習生を放射線検査に対応させてもよいですか。
放射線従事者に準ずる教育を受け、個人線量も管理されていることが前提です。
見学なのか、手技の一部を行わせるのかを事前に決めてください。
見学であれば管理区域への一時的な立ち入り者として扱えばよく対応は容易です。
手技を手伝うなどの行為をさせる予定の時は事前の放射線教育と線量管理が必要です。
その他の医療安全上の管理も併せて実施してください。
なお、放射線の患者への照射は、どのような場合に於いても現行法令下では有資格者しか実施できません。
日本では法令に取り入れられていませんが、IAEAのBSSでは以下のように記述されています。
管理の参考にしてください。
III-2. For occupational exposure of apprentices of 16 to 18 years of age who are being trained for employment involving radiation and for exposure of students of age 16 to 18 who use sources in the course of their studies, the dose limits are:
(a) An effective dose of 6 mSv in a year;
(b) An equivalent dose to the lens of the eye of 20 mSv in a year;
(c) An equivalent dose to the extremities (hands and feet) or the skin 65 of 150 mSv in a year.