放射線診療での
医療スタッフの安全管理

X線TV装置でERCPを行う時の被ばく防護方法は。

患者から散乱する放射線により被ばくする、という原則を理解することです。

防護衣、防護眼鏡の利用、手技を短時間で終了することが効果的です。
管球は患者の腹側にあるため従事者の被ばくが増えますが、管球位置は固定されていますから効果的に遮蔽板を利用できます。
患者からの散乱線を防護することに重点を置いて事前に模擬人体を用いたシミュレーションをして線量が少ない立ち位置をスタッフで共有してください。