放射線診療での患者の被ばく

何回までならCT検査をできますか。

検査回数の上限はありません。医師が責任を持って決定します。

電離放射線は発がん性が確認されています。
しかし、現在の医療でCT検査は必要不可欠で、医療の質の向上に貢献しています。
上限や下限は決まっていません。医師は自らの責任において、診療上必要な時に、目的に合った検査の施行を決定しなければなりません。

医療放射線防護の原則は、必要な人へ必要な被ばくをさせることです。
この原則に則って医師は患者の被ばく管理最終責任者の自覚を持って診療に当たらなければ行けません。
(人への影響については3のQ発がんへの影響はどれくらいですかを参照)