放射線診療での
医療スタッフの安全管理

個人線量計(ガラスバッジ)はどこに着けるものですか。

個人線量計を男性は胸部、女性は腹部に着けてください。

測定点の線量を基本に全身の被ばく量を考えるため、女性は卵巣に近い腹部に装着します。
これが基本の線量計となります。防護衣はこの線量計を着けた後に上に着てください。
頻回に防護衣を着る業務をする場合は、さらに一つ線量計を防護衣の外、できれば頸部に着けてください。
防護衣の外に出ている皮膚や眼の線量を正確に推計するためです。
その他、手指が極端に被ばくすると考えられるときは指輪に線量計が着いたリングバッチも利用します。